一昨日(9月9日)、重陽の節句の日、福寿荘の敬老会を開催しました。お祝いを受ける方々は上寿(百歳以上)、百歳、白寿(九十九歳)、米寿(八十八歳)、喜寿の16名の入所者です。女性は朝からメイクボランティアさんの手によってメイクアップを受け、かねて職員が準備していた晴れ着に着替えます。その後はお支度が終わった方から、玄関ロビーに飾ったお祝いの花の前で記念写真を撮って会場入りしました。できあがった記念写真は、ご本人のお部屋に飾り、ご家族へもお送りします。

今年はコロナウイルス感染予防のため、毎年おいで下さる県知事(県南振興局担当者)をはじめとする皆様のご出席はなく、あらかじめ「御祝詞」を頂いております。会の式典に続いての祝宴は、今年満百歳を迎えた男性Ｉさんの力強い乾杯の辞で始まりました。

ご家族への案内ができかねた今回は、お祝いを受ける入所者の隣に職員が付き添い、式典から祝宴の会食までを共にしました。ご家族の代わりとは言えませんが、それぞれの席で食事や雑談を楽しみ、和やかな時間を過ごしました。祝賀会に同席した入所者の皆さんも、いっしょに敬老会のお膳に舌鼓を打ち、100歳を越えて尚お元気な方の様子に「いいねえ」と感心なさってお祝いしていました。

在宅部(デイサービス、ショートステイ)も敬老の行事があります。短い時間ではありますが、皆様とご一緒に楽しく過ごすべく職員とともにお待ちしております。