第37回福寿観音祭は、前回お知らせしたかたちで行いました。あいにくのくもり空でしたが、施設中庭に響くご住職の読経に、参列者約30名が心をひとつにし、福寿荘物故者、関係霊、東日本大震災犠牲者の追悼と、新型コロナウィルス感染症収束を祈り合掌しました。
とても静かなお祭りでしたが、この日に間に合うように納品された新しいユニフォームでお参りする職員の姿もあり、内心励まされるものがありました。
子どもたちの百姓踊りの奉納や模擬店、アトラクション、そして何よりご家族との歓談等、今年「ないもの」も沢山ありましたが、職員と入所者様もともに同じ時を辛抱しているという不思議な連帯感は強まっています。
緊急事態宣言は解除されたとはいえ、我々岩手県民は自主的な「自粛」を続けたいものです。