院長から

今年の盂蘭盆会(うらぼんえ)

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立秋を迎えたとたん、北東北も炎暑になりました。全国各地が「生命の危険のある暑さ」に見舞われ、熱中症対策がアナウンスされています。誰もがコロナウイルス感染を防ぐために常時マスクの着用が必要となり、マスクは体内に熱をこもらせる原因ともなるので、猛暑の時は体調管理のためにこまかな工夫を心がけるべきでしょう。

明日からのお盆は、福寿荘では古くからの地元の習わしに従って過ごしています。8月7日はお墓そうじをし、12日は盆棚を飾ります。続く13日はお墓参りと施設中庭での迎え火、16日は送り火を焚きます。

20日は菩提寺のご住職をお願いして、2Fホールにて「二十日盆法要」を営み、職員、入所者の皆さんと福寿荘関係霊をはじめ、それぞれの心の中に住む故人に手を合わせ、一連のお盆のおつとめが終わります。

13日のお参りは見知らぬ方とあいさつを交わすことも多く、何かほのぼのとした気持ちになります。一族再会、会食、墓参等の習慣は、「ご先祖様」からふだんとはちがう話を聞くチャンスでもあります。

今夏、里帰りが出来ずにいる皆様の思いがそれぞれのふるさとに届きますように。