院長から

春に向かう日々

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2021年、令和3年を迎えました。あけましておめでとうございます。今年の干支は辛丑(かのとうし)です。

年明けは、寒気団の襲来により水沢は記録的な大雪に見舞われ、市民は昨年暮れから連日雪かきに追われました。気温もマイナスふた桁の日が続き、「底冷え」とはこういうものかと思い知らされます。

新年になり、今年のいちばんの関心事は誰にとっても新型コロナウイルスの収束でしょう。現在はイギリス、ドイツなどが国を挙げてのロックダウンを決め、ニュースには人っ子ひとりいない観光名所が写し出されます。日本もついに、週末には1都3県を中心にした非常事態宣言が発令される模様です。

今年の節分、立春が例年より1日早いという事は昨年この欄でお知らせしたとおりですが、なんと今年の「国民の祝日」は、東京オリンピックの有無で変動するとのことです。7月、8月、10月の本来の祝日である「海の日」「山の日」「スポーツの日」は、オリンピックがあれば「開催式前日」「開催式当日」「閉会式当日」に変更になるのだそうです。今年のカレンダーをよく見ると、どれも表紙に「祝日法などの改定により、祝日や休日が一部変更になる場合があります」とありますが、「なるほど、そういうわけでしたか」と納得はしたものの、国民生活に多大な影響や混乱を及ぼすことも危惧されます。パンデミックの影響で暦も動く…。わたしたちの「かつてない経験」は、またひとつ増えそうです。国内外がウイルスに翻弄される日々ですが、ようやく有効な予防ワクチンについて具体的な報道がされるようになりました。近づく「春」とともに、希望の「灯り」が徐々に大きくなりますように。

あらためまして、皆様本年もどうぞよろしくお願い致します。新年の施設行事の様子を、沢山の写真もまじえてホームページ内「お知らせ」欄で紹介しておりますので、ぜひご覧ください。