院長から

新年のごあいさつ

投稿日:2021年1月13日 更新日:

皆さま、少々遅くなりましたが新年のお慶びを申しあげます。昨年の暮れからお正月にかけての水沢は、記録的な大雪と寒波に見舞われ、元旦も雪になりました。寒に入ってからも連日例年にない寒さですが、入所者の皆さまには施設の内を暖かくして過ごして頂いています。

昨年は、世界中が新型コロナウイルスに振り回されたと言っていい1年でした。開催予定だった東京オリンピックも延期になり、今年もどうなるのか心配なさっている方もおいででしょう。施設でも、ご家族との面会制限をはじめとして、色々とご協力を頂くことも多かったのですが、なんとか無事に過ごすことができました。改めて感謝申しあげます。

 

今年のお正月、皆さまはいかがだったでしょうか。施設では元日のお屠蘇くばりや五元日の新年交賀会は例年どおりでしたが、十数年続いている「早池峰神楽奉納」がなかったのは残念なことでした。1月はこれから小正月のみずき飾りもあります。

誰よりも皆さまがおわかりの通り、施設の大きな行事が中止になったりしていますが、わたしたちはできるだけ「いつも通り」の毎日を皆さまにお送り頂きたいと思っています。必ず春は来る、明けない夜はない事を信じ、皆さま、そして職員と心を合わせて困難を乗り切りたいと考えております。

今年も皆さまにとりまして、健康で良い年でありますようお祈りし、職員ともども末永いおつきあいをお願いし、挨拶といたします。

・「早池峰神楽奉納」で使われる権現様。今年は舞手不在でした。