東京オリンピックの聖火リレーが奥州市内で行われた6月18日、岩手県最高齢(90歳)のランナーをつとめたのは、大崎ミオさんでした。ミオさんは福寿荘 元気応援型デイサービスの土曜日の利用者さんです。昨年1月、走者決定の知らせの直後にご主人の善夫さんを亡くしてからは、ひとり暮らしでがんばってきました。
福寿荘からはミオさんを応援・取材するために、デイサービス職員と担当ケアマネジャーが大手町の後藤伯記念公民館前の特設会場にかけつけました。ミオさんは「恥ずかしいけれど頑張りました。ありがとうございました」と話し、「誰に一番見せたかったですか?」との記者の問いには「昨年亡くなった主人です」と答えました。この日に備えて体調管理も万全、お住いの地域のご近所では、ペットボトルをバトン代わりに使って練習をするミオさんを、職員が何度か見かけていました。
次の「元気応援型デイサービス」利用日に、直接ミオさんから、リレー走者をつとめた感想や感動をお聞きするのが楽しみです。