昨7月20日、県立水沢商業高校の3年生3名と、引率の先生が施設を訪れ、「日頃お世話になっている福寿荘さんに、感謝の気持ちをこめて」と、円型(直径30cm)の湿温度計1台の寄贈を受けました。これは、同校が商業実習のために長い間運営している模擬店「ござえんちゃハウス」の収益金を、奥州市に寄付(ふるさと納税)し、その返礼に「福祉施設への寄付物品」を選んで下さり、このたび福寿荘に贈られたものです。今回この「福祉施設へのふるさと納税返礼品」を頂戴したのは福寿荘のみ、ということで、嬉しさも格別でした。
連日の酷暑の中、皆さんは汗をかきながらおいでになりました。湿温度計は名前の通り湿度と温度が表示され、その数値によって「現在の熱中症注意度の目安」が示されるようになっています。ちなみに昨日、湿温度計が運び込まれたときは、外の暑さのせいで熱中症注意度の針は「危険(赤)」のゾーンを指していました。
計器はさっそく1Fロビーのピアノの上に置き、職員が通りすがりに気温や室温をチェックできるようにしました。また、近々デイサービスをご利用の方たちにも披露し、熱中症予防の注意喚起に役立てたいと考えています。
ご指導の小山智之先生、「ござえんちゃプロジェクト」代表取締役社長を務める阿部健太朗さん、「ござえんちゃハウス」店長の荒井悠太朗さん、生徒会長の藤江綺星さん、ありがとうございました。また、7月20日と21日は、同校の別の生徒お2人がデイサービスへインターンシップに来ており、常日頃の交流に感謝の意をいっそう深くした今週でした。