福寿荘

2年ぶりの「早池峰神楽」に、無病息災を祈願しました

投稿日:

1月9日、2年ぶりとなる、ユネスコ無形文化遺産「早池峰神楽」の奉納が福寿荘、福原山荘両施設で行われ、舞い手のご一行9名が来訪されました。昨年は、コロナウイルス感染症の拡大防止のために上演をあきらめただけに、今年は演ずる側、見る側それぞれに感慨深いものがありました。

演目は「三羽叟」という祝言の曲で、黒い面をかぶった老人が悪魔を払うという筋立てのものでした。この日は特別の趣向で、中学生の舞い手が「福寿会デビュー」ということで、あえて黒い面はつけず「観客の皆様に若い力をお届けしたい」と、素顔での演技を披露しました。約15分ほどの舞ですが、その動きの激しさやジャンプの高さに皆が感嘆し、拍手をするのも忘れて見入りました。

続いての権現舞は恒例のもので、今年が厄年の職員や、年男、年女の入所者さんと職員を中心に、参加者が二頭の権現様(獅子頭)に頭を噛んで厄を払っていただき、今年1年の息災を祈願しました。