福寿荘

色あざやかな「餅花」をつけたみず木飾り

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1月14日(金)福寿荘では、施設部、在宅部(デイサービス、ショートステイ)ともに小正月行事の「みず木飾り」を行いました。これは、正月の14日にみずき、柳、榎などの枝に、紅白の細かく刻んだ餅切れを沢山つけて、神棚の近くの柱や応接間に飾る小正月の飾り木です。昔は、餅がねばっているうちに枝に取りつけたのですが、福寿荘では出来合いの鮮やかな色をした球形のおせんべいや、ふくべや、千両箱をかたどった飾りを吊るします。

窓の外が雪に覆われた日、施設のホールやデイサービスの床の間は文字通り花が咲いたようでした。ホールに集まって吊るし飾りを作った入所者の皆さんは、どなたもにこにこと満足げ。「はあ、今はこういうもの(せんべい)を吊るすんだねぇ。昔は餅だったなぁ」とおっしゃる方もあり、めいめいがご自分の好きな飾りを手に取り、枝につけました。みず木飾りが出来あがり、飾ったあとは、熱々の甘酒のおふるまいがありました。