福寿荘では、3月3日から3日間にわたって入所者さんが施設内「ひなめぐり」を行い、お雛様と並んで写真撮影をしました。
女性入所者の皆さんに娘時代をなつかしんで頂こうと、色とりどりの羽織を準備しました。皆さん、「赤いのがいい」「私にはこれは派手すぎるわ」等々話しながら、お好みの1枚を選びました。「昔はこんなの着たったね」「手ざわりの良い生地ね」と会話も弾み、通りかかった男性入所者さんの「俺も着たい」のひと言に、職員が急きょ男物の羽織もお出して、着て頂きました。
しばしの間、ロビーは華やいだ賑やかな雰囲気に。参加者一人ずつとグループでの写真撮影の後、皆さん「ああ、面白かった」とそれぞれのお部屋に戻っていかれました。